男性若手お笑い芸人ランキングの1位は、サンミュージック所属のお笑いコンビ「ぺこぱ」(同28.9)だった。シュウペイ・松陰寺太勇の2人組で、シュウペイのボケにあえてツッコまず、松陰寺が受け入れるという新しいスタイルの漫才を披露している。
08年の結成当初は今のスタイルではなかったが、HIPHOP漫才・ローラーシューズパフォーマンスなどを経て、現在のスタイルを確立。「M-1グランプリ2019」での決勝進出以降、本格的にブレイクし『ヒルナンデス!』の金曜日レギュラーをはじめ、さまざまな番組に出演している。
ランキングの2位は吉本興業に所属する、17年に結成されたお笑いコンビ「EXIT」(同26.1)だった。りんたろー。・兼近大樹の2人組で、兼近のボケにりんたろー。がツッコむスタイルが基本。ネオ渋谷系漫才と呼ばれるジャンルを開拓し、チャラい雰囲気での漫才を持ちネタとして知名度を上げた。
コンテストやネタ見せ番組、バラエティ番組などで幅広く活躍する一方で、スニーカーベストドレッサー賞2022の芸人部門を受賞するなどファッション面でも注目されている。
3位には「霜降り明星」(同25.4)がランクイン。「霜降り明星」は13年に結成したお笑いコンビで、吉本興業に所属している。
粗品・せいやの2人組で、せいやのボケに粗品がツッコむスタイル。17年のABCお笑いグランプリで優勝、18年のM-1グランプリで優勝、19年の上方漫才協会大賞では特別賞受賞など、多くの実績を持つ。
また、粗品は単独でR-1グランプリ2019でも優勝、せいやはドラマ『テセウスの船』(20年)に出演するなど、個々での活躍も目立っている。
タレントパワーランキング調査は2月、5月、8月、11月の年4回実施されている。今回は5月度調査のデータを元に、ランキングを作成した。
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