星野リゾートは10月3日、長野県軽井沢町の「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)軽井沢」(以下、BEB5軽井沢)で「源泉足湯デリバリーサービス」を提供すると発表した。同社が運営する「星野温泉 トンボの湯」の源泉を同施設に運び、共用スペースで利用者が足湯を楽しめるようにする。期間は2023年1月4日から2月28日まで。
星野温泉の泉質は炭酸水素塩泉と塩化物泉で、軟らかくとろりとしたお湯が特徴だ。「ホテルでの滞在と温泉を掛け合わせると面白いのでは」「もっと気軽に温泉を楽しんでほしい」というスタッフのアイデアから源泉足湯デリバリーサービスを企画したという。
源泉はBEB5軽井沢のスタッフが、同施設にある24時間オープンのパブリックスペース「TAMARIBA」まで運ぶ。TAMARIBAでは、源泉を桶に入れて足湯として提供。TAMARIBAはWi-Fiや電源コンセントが完備で、仕事での利用も多いため、足湯をしながら同時に仕事をするという一風変わった新しいスタイルのワーケーションなども見込む。
同社は19年秋に「星野リゾート BEB」を立ち上げた。星のや・リゾナーレ・界・OMOに続く5つ目のブランドで、コンセプトは「居酒屋以上 旅未満 仲間とルーズに過ごすホテル」。若い世代にもっと旅をしてほしいという思いから、価格を抑え、音楽を流したり、ダンスしたり、たき火を囲んでお酒を飲んだりと「ルーズ」に楽しめる空間を提供している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング