消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ETSホールディングス(東京都豊島区)が「ラインマン」についての認知度調査の第2回を実施した。ラインマンとは、鉄塔や送電線の建設・保守管理、災害時対応など、社会インフラを支える仕事であり、脱炭素化社会において必要不可欠な職業とされる。同社は2021年、認知度調査の第1回調査を実施しており、認知度や世間からのイメージはどう変わったのかを知るべく第2回調査の実施に至ったという。
ラインマンという職業を知っているか尋ねたところ、「知っている」(19.3%)と答えた人は約2割だった。前年の15.2%より上がったものの、認知度は依然低いことが分かった。年代別で比較すると「知っている」と答えた20代は28.3%であるのに対して40代は15.7%、50代は1割未満の7.8%となり、年齢が高くなるごとに認知度が下がる結果となった。
ラインマンを知ったきっかけ・理由を聞いたところ、前回調査と同様「家族や親族、友人知人にラインマンがいるから」(60.5%)と回答した人が最も多い結果に。次に「ラインマンが作業しているところを見たことがあるから」(47.3%)、「TVや新聞・雑誌でラインマンに関する記事を見たから」(30.5%)と続き、上位3位は前回の調査と同じ内容となった。
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