焼肉チェーン「焼肉ライク」を運営する焼肉ライク(東京都渋谷区)の有村壮央社長が10月26日、自身の公式Twitterアカウント(@mori729)で「焼肉ライク行くよりスーパーで買った肉を家のフライパンで焼いた方が安い」とする意見に「イラっとした」と投稿し、賛否両論が出ている。
有村社長は「『焼肉ライク行くよりスーパーで買った肉を家のフライパンで焼いた方が安いんだよな…』というつぶやきがイラッとしました笑」(原文ママ)と投稿。その上で「家で焼いたら臭くなりますよね。1人1台無煙ロースター高いんです涙。ごはん炊くの面倒くさいですよね、後片付け面倒くさいですよね。スタッフに給料払わせてください涙」(同)とし、店舗で焼肉を楽しむ良さを強調した。
続けて「イラッとしてないですよ笑。ただただ進化させるだけです。焼肉をもっと気軽に。焼肉を通じてイノベーションを起こすのが僕らのミッションです。まだ価値を感じてもらえてないレベルだということです。ただプライドをもって変えていきます」(同)とも投稿し、事業強化に向けて意気込んだ。
一方で、当初「イラっとした」という表現を使ったことで「その程度の話にイラッとする経営者ってコンプラとか大丈夫か」など批判が殺到。「焼肉ライクには利便性を買っている」「外食ってこういう面倒臭い代を払う場所」など擁護する意見も一部あったものの、投稿内容だけでなく「こんな肉、スーパーで売ってたら買わない」など同店で提供される肉質にも話が及び、炎上状態となった。
事態を受け、有村社長は翌27日、自身のTwitterアカウントを更新。「昨日のツイートがプチ炎上していて反省。実際には僕は毎日エゴサしているので色々な意見があるのは理解しているし、生かす事はあってもイラッとはしない。ツイートをちょっと目を引くようにしてしまった。ツイッターも日々勉強、日々反省である」と表現方法に問題があったと認め、反省の弁を述べた。「手段に溺れて、大事な理念目的を忘れないようにしたい。自戒」ともツイートし、改善を誓った。
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