文藝春秋は10月27日、Cygamesが手掛けるスマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(ウマ娘)とコラボしたスポーツ総合雑誌「Number」(10月20日発売号)が、発売1週間で14万部を完売したと発表した。売り切れ店舗が続出し、3万部増刷する。同社は発売翌日の同月21日にも1万部増刷を発表しており、今回で3刷となる。同誌で3刷に達したのは、2020年9月発売の「藤井聡太と将棋の天才。」(累計23万部)以来、約2年ぶり。同社は公式Twitterアカウントで「店頭に並ぶまでまたお時間を頂きますが、今しばらくお待ちください」としている。
最新号では、異例の「ダブル表紙」を採用した。表紙には11年の三冠馬「オルフェーヴル」を起用し、秋競馬を特集。同馬の主戦騎手である池添謙一騎手へのインタビューで型破りの走りを振り返っている他、異例のローテーションを戦い抜いた「1989年のオグリキャップ」など、規格外の名馬たちを取り上げた。
秋競馬のプレビューとして先の凱旋門賞から次のステップに進む、今秋の主役であるドウデュースの武豊騎手、タイトルホルダーの横山和生騎手へのインタビューも掲載している。
一方、ウラ表紙にはウマ娘からミスターシービー、セイウンスカイ、キタサンブラックを起用し、計16ページにわたって「ウマ娘特集」を展開した。セイウンスカイ、キタサンブラックにインタビューした“ノンフィクション記事”に加え、「“三冠ウマ娘”座談会」、史実とリンクする「ウマ娘相関図」なども盛り込んだ。表紙側から通常の特集、ウラ表紙から2つ目の特集が始まるという形式は、創刊42周年を迎えた同誌にとって初めてのことだという。
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