消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
学情(東京都千代田区)は、20代の社会人を対象に「仕事の目的・やりがい」に関する調査を実施した。その結果、 仕事で「やりがいを感じている」と回答した20代は約3割で、仕事をする目的については9割が「お金のため」と回答したことが分かった。
仕事で、やりがいを感じているか尋ねると、「感じている」「やや感じている」が合わせて30.2%となった。
やりがいを感じる瞬間として、「お客さまに喜んでもらえたとき」「誰かの役に立っていると感じられたとき」「自身のアイデアを実現できたとき」といった声が寄せられた。
仕事をする目的と合致するものを聞いた。その結果、「そう思う」と「ややそう思う」を合わせると「お金のため」が94.3%、「自己実現のため」が44.1%、「社会貢献のため」は35.1%となった。
やりたいことは、仕事と趣味どちらで実現したいか聞いたところ、「仕事」は25.3%という結果に。仕事と答えた人からは、「仕事でしか得られない緊張感や達成感があると思う」「自身のやりたいことで、誰かの役に立つことができたらうれしい」といったコメントがあった。
一方、「趣味」(58.7%)と回答した人からは、「いつかは自分の好きなことで稼げるようになりたい」「働いて資金た貯めたら、カフェを開業したいと思っている」などの声があがった。
調査は、20代の男女245人を対象にインターネットで実施した。調査期間は9月28日〜10月12日。
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