47都道府県の検索流入数の平均値は17万4307PVとなり、平均を上回るサイトの数は19だった。19年1月以降の平均伸び率は「1.93」で、公式観光サイトへの検索需要は増加傾向であることが見てとれる。また、1位と最下位では14倍ほどの開きがあった。
躍進したのが三重県だ。検索流入数が東京に次いで3位となり、1ページ当たりの検索流入数が「19.0PV」で、大阪府の「18.7PV」を上回った。三重県の観光公式サイトで最も検索流入数が多いページは、三重県の多気町にある商業施設「ヴィソン」のオープン時に書かれた記事だった。検索ワード「ヴィソン」の月間検索ボリューム推移について見ると、施設のオープンする前には存在せず、オープン後に認知度を向上させていった様子が見てとれる。
同社はGoogle検索結果の100位以内に何らかのキーワードでランクインしているページを「上位ページ」と定義。上位ページ数を見ると、三重県が「1万9599」で、「1万1655」だった東京都を超える結果になっている。
同社は、「三重県は、ページ数という形での物量と、1ページ当たりの流入数というSEO的な質双方での数値が、月間ランキングで3位という結果につながっている」と分析する。
今回の調査は、47都道府県のもつ公式観光サイトを対象に、Ahrefsを使って調査した。調査日は、9月28日。
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