消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
M&Aキャピタルパートナーズ(東京都千代田区)は、11月22日の「夫婦の日」に向けて実態調査を行った。事業/M&Aの経験のある既婚者の経営者に「M&Aと結婚の共通項は多いか」を聞いたところ、「とてもそう思う」(26.9%)と「ややそう思う」(33.7%)を合わせた60.6%が「そう思う」と回答した。
「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた人に、その理由を尋ねたところ「お互いを尊重し合うところ」(49歳)、「どちらも相談し解決策を一緒に探し出すところ」(32歳)、「相手の立場を考えるだけでなく、育った環境や歴史が違う者同士が一緒になる難しさがあるから」(51歳)などのコメントが挙げられた。
「相手企業を決める時に、重視した/したいポイント」で最も回答率が高かったのは「企業の考え方や価値観」(72.1%)。次いで「会社の文化」(57.7%)、「経営基盤力」(54.8%)だった。
一方、結婚相手を決めた際に重視したポイントの1位は「人柄」(79.8%)で、2位「考え方や価値観」(71.2%)、「好みの容姿」(46.2%)と続いた。結婚相手やM&Aの相手には「考え方や価値観」が決め手になるという共通点があるようだ。
インターネットを利用した調査で、事業/M&A経験のある既婚者の経営者104人が回答した。調査期間は11月7〜8日。
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