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「週5日も働いてたの?」という時代は来るのか データで見る週休3日制業務改善がキモ(1/5 ページ)

» 2022年11月24日 08時00分 公開
[波戸崎 駿ITmedia]

 2021年6月に閣議決定された政策の方向性を示す「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)に「選択的週休3日制の促進」が加えられたことで、「週休3日制」が注目を集めています。

 「多様な働き方の推進」を目的とした施策のうち、「副業・兼業」などと同様に「週休3日制」が含まれています。海外でもアイスランド、米国、スペイン、スコットランド、ベルギーなど欧米を中心に積極的に議論、検討が進められていて、国内でも大手企業を中心に既に週休3日制の導入が進んでいます。

「週休3日制」の導入は普及するのか(提供:ゲッティイメージズ)

【国内の導入企業例】

ファーストリテイリング:15年に全従業員の2割にあたる転勤のない地域正社員に対し、1日10時間の週4日勤務を導入

佐川急便:ドライバー不足を解消するために、17年にセールスドライバーが週休3日を選択可能にできるように

みずほファイナンシャルグループ:20年に社員が週休3〜4日を選択できる制度を導入

塩野義製薬:22年から週休3日制を選択できる制度を導入

パナソニックホールディングス:22年度内に週休3日制の試験導入を開始すると発表

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