――店を運営してみて、苦労したことは何だったでしょうか?
伊藤: スタッフを集めること、原価が高騰していること、この2つはとても苦労しています。新しい料理を提供するにあたって、原材料を決めていかなければいけません。そのときに原価率を計算するわけですが、計算している途中で原価がアップすることがありました。
報道などで「原価がアップして、大変だ」といった声を耳にすることがありますが、店を運営してみて「本当にそうだな」と肌で感じることがたびたびありますね。
――なぜ沖縄に店を構えたのでしょうか?
伊藤: 以前から沖縄に拠点を構えていたこともあって、弊社のサービスを導入している飲食店が多いんです。導入率が高いということは、「新たなテクノロジーを試してみようかな」という人も多いのではないか。こうした仮説があったので、沖縄に店をオープンしました。
「CAFE&BAR U」は食事を提供するだけでなく、飲食店を営む人たちに向けて情報を発信する場でもあるんですよね。いわゆる“ショールーム”的な役割を果たしていかなければいけません。店舗×DXのコンセプトはぶれずに、沖縄以外でも展開していきたいですね。
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