日本サブスクリプションビジネス振興会(東京都渋谷区)は、第4回「日本サブスクリプションビジネス大賞2022」を発表した。グランプリに輝いたのは、ヤマップ(福岡市)が開発した電波の届かない山の中でもスマホによって現在地が分かる登山地図GPSアプリ「YAMAP(ヤマップ)」だった。
コンテストは、従来の「お得」「悩み解決」「便利」「新規性」「成長性」に加え、今年から利用者にとっての「安全性」を入れた6要素によって審査した。
グランプリとなったYAMAPは、基本機能を無料で提供している。また、利用頻度の高いユーザーにはサブスク型の有料プランも用意していて、登山地図を無制限で使える他、登山ルートから外れた際に警告する機能を提供している。
シルバー賞は、mederi(東京都目黒区)のオンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」が選出された。同サービスは生理にまつわる不調を抱える女性と、産婦人科医をマッチングするプラットフォームだ。オンラインでピルを処方し、診療代は無料とした。初月はピル代を無料とし、2カ月目以降はピル代が2970円と送料550円で提供する。
ブロンズ賞は、ORIGRESS PARKS(東京都品川区)のエンタメ定額制遊び放題サービス「レジャパス」が受賞した。テーマパーク・水族館・動物園・温泉・キャンプ場など全国120以上の有料施設を月額1980円で利用できるサービスだ。
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