県内の葉タバコ農場面積の約5割を占める宮古島に最も長雨の影響が出た。22年の宮古島の気象台が観測する1〜2月の降雨量は前年比1.7倍の385ミリ。3〜6月は同2.9倍の1275.5ミリだった。農家の人数も前年比で3割ほど減り、生産量は61%減の370トンとなった。
宮古島で4.5ヘクタールの農場を持つ農家の葉タバコ生産量は前年比4割減の130キロ。生産農家も減り、残った農家で頑張っていこうと意気込んだ直後だった。
「農薬が散布できず、枯れていくのをただ見ていることしかできなかった」とため息をついた。一方で「天気はどうすることもできない。来年の増産に向けて取り組んでいきたい」と前を向いた。
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