入社後は「出社」派が過半数 新社会人がテレワークを嫌がるワケ（1/2 ページ）

[サトウナナミ，ITmedia]

　学情（東京都千代田区）は、2023年4月に入社を控える新社会人を対象に、「入社後の働き方」をテーマにアンケート調査を実施した。その結果、入社後の働き方について、「出社」を希望する人が半数以上に上り「テレワーク」と回答した人の約2倍となった。

入社後の働き方について（画像はイメージ、提供：写真AC）

テレワークと出社どちらを希望するか（学情調べ）

　入社後の働き方について、テレワークと出社どちらを希望するか聞いたところ、「出社」（22.0%）と「どちらかといえば出社」（33.6%）を合わせた、55.6%が出社を希望していることが分かった。一方で、「テレワーク」（8.2%）と「どちらかといえばテレワーク」（15.4%）を合わせたテレワーク派は23.6%となった。

テレワークではなく出社を希望する理由

　回答した人からは「出社して職場の雰囲気に慣れたい」「テレワークだと業務の進め方があっているか自信を持てない」「上司や先輩社員の顔と名前を覚えられていないと、質問や相談があっても、チャットを送ることを躊躇してしまいそう」「リモートでの長期インターンシップを経験したことがあるが、1人で作業を進めるのは不安があった」などのコメントが寄せられた。