ベンチャーサポートグループ(東京都渋谷区)は「起業と経営の実態」に関する調査を実施した。その結果、初めての起業後の経営状況について約6割が「順調である」と回答したことが分かった。
経営状況が「現在まで大変順調である」(14.4%)と「現在までおおむね順調である」(46.4%)を合計すると約6割に上った。その一方で、約4割が「厳しい状況である」(27.0%)、「既に廃業してしまった」(7.8%)、「既に廃業し新たに起業した、もしくは新たな起業を検討中である」(4.4%)などと答えた。
「経営がうまくいかなかった」と回答した人に要因を尋ねたところ、「資金繰り」(41.3%)という声が最も多かった。次いで「時代・時勢を見据えた先見性」(20.3%)、「採用・人材育成」(19.8%)と続いた。
経営不振の原因やそれにまつわる後悔では、「ビジネスのノウハウを知らずアイデア先行型だった」(20代女性・神奈川県)、「もう少し早く人材集めをすれば良かった」(40代男性・和歌山県)という意見があった。
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