「出会いとチャンスがある街」ランキング 3位「港区」、2位「大阪市北区」、1位は?(1/2 ページ)

» 2023年01月11日 19時00分 公開
[サトウナナミITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 大東建託はインターネットで居住満足度調査を実施し、「いい部屋ネット コンシャスな街ランキング2022<全国版>」を発表した。その結果、1位は「沖縄県北谷町」、2位は「大阪市北区」、3位は「東京都港区」となった。

 同社は「コンシャスな街」について、「『普通に暮らす街の住みここち』ではなく、仕事と生活を柔軟に統合したワークライフインテグレーションを志向する人々にとっての『多様な人々がいて、刺激的な街』『出会いとチャンスがある街』」と定義している。

 ランキングは、博物館や美術館などの文化施設充実度、飲食店の充実度、映画館や劇場などの娯楽施設の充実度など14問について、その街の居住者から点数で回答してもらい、その平均値を集計して作成した。

1位は3年連続「沖縄県北谷町」

 その結果、コンシャスな街(自治体)の1位は3年連続で沖縄県の「北谷町」となった。回答した人からは「景色が綺麗で、賑わいのある街。外国人や県外からの移住者も多く、暮らしやすい」(女性/44歳/既婚/専業主婦)、「商業区域として、発展している」(男性/67歳/既婚/製造・現場作業職)などのコメントが寄せられた。

photo いい部屋ネット コンシャスな街ランキング2020<全国版>(画像はイメージ、提供:写真AC)

2位の「大阪市北区」 商業施設や観光施設がそろう点が評価

 続いて、2位は2年連続で「大阪市北区」、3位も2年連続で東京都「港区」がランクイン。トップ10では、東京都と大阪府が最も多く3自治体ずつランクインしている他、沖縄県、福岡県、兵庫県、神奈川県の自治体もランクインし、昨年と比較しても顔ぶれに大きな変動はなかった。

photo コンシャスな街(自治体)ランキングTOP30(大東建託調べ)

 「大阪市北区」と回答した人からは「徒歩圏内で大体のスポットがそろっている。ショッピングモールや百貨店などの大規模商業施設や観光施設も、電車で簡単にアクセスできる。飲食店が多くて外食に困らない」(女性/40歳/既婚/パート)、「港区」とした人からは「子育て中であり、子どもに優しい町。児童館などのイベントが充実している」(女性/40歳/既婚/パート)といったコメントが集まった。

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