ウドー音楽事務所は、YOSHIKIなどによるロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」初となる日本公演の見切れ席開放を決定した。1月29日(日)と30日(月)の東京ガーデンシアターでの公演のみ、各ファンクラブにて抽選で受け付ける。販売日程は1月18日の正午から午後11時59分まで。全日程ソールドアウトしている公演の見切れ席を販売することで、売り上げの拡大を見込む。
ウドー音楽事務所は以下のコメントを寄せた。
「想定をはるかに超える申し込みをいただき、全公演全席即日完売となった本公演のさらなるチケットを求める声が大変多く寄せられています。そのため東京ガーデンシアター公演のみ、見切れ席の開放を急きょ決定いたしました」
1月27日の有明アリーナ(東京都)で開催される公演については、チケットの追加販売をしないものの、コンサートなどの映画館中継を手掛けるライブ・ビューイング・ジャパン(東京都渋谷区)が、全国の映画館でライブ・ビューイングすることが決まっている。
同バンドはYOSHIKI(X JAPAN)、HYDE(L'Arc〜en〜Ciel/VAMPS)、SUGIZO(LUNASEA/X JAPAN)、MIYAVIの4人からなるロックバンドだ。
2022年12月20日には世界3大レーベルの一つであるユニバーサル ミュージック グループと全世界契約を結んだことを発表。同23日にはファーストシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」を全世界にリリースした。
大みそかには「第73回NHK紅白歌合戦」に特別企画で初出場。午後7時20分から8時54分までの第1部内ではTHE LAST ROCKSTARSのパフォーマンスの視聴率が34.1%でトップを記録したという。
ぴあ総研は21年のライブ・エンタテインメントの市場規模(音楽コンサートとステージでのパフォーマンスイベントのチケット推計販売額合計)を3072億円としていて、「市場はこの回復軌道の延長線上を着実に歩んでいる」としている。
コロナ禍の中ではあるものの少しずつ人流が増え始め、大規模有観客イベントの増加や、大型音楽フェスの復活などライブエンターテインメント市場に復調の兆しが見えてきた。
ウドー音楽事務所はスーパーバンドのチケットを手掛けることで売り上げの拡大を目指す。
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