消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Webマーケティング支援を展開するSheepDog(東京都品川区)は、15〜19歳の男女を対象に「カンニングに関するアンケート」を実施し、300人から回答を得た。カンニング行為について「過去にしたことがある」と回答した人の割合は28%だった。
「カンニング行為(他人の答案を見る、スマホや教科書を見るなどを含む)をしたことはある」かと聞くと、「したことはなく、しようと思ったこともない」と回答した人が最も多く59%となった。
次いで多かったのが「過去1〜2回程度したことがある」で23%だった。全体の4割以上の人がカンニングしようと思ったことがある、もしくは、した経験があることが分かった。
「カンニングをよくしている・過去によくしていた」と回答した割合を男女別に見ると、男性が6%、女性が4%となった。
一方「カンニングをしたことはなく、しようと思ったこともない」と回答した割合を男女別に見ると、女性が60%、男性が58%となった。
コロナ禍でインターネットを利用したオンライン試験の需要が高まる中、「カンニング」や「替え玉受験」といった不正の防止は喫緊の課題となっている。中にはPCのWebカメラを用いてAIが不正の可能性を判定する「AI不正監視システム」などのサービスも登場している。
調査は1月13日、宮城・東京・愛知・大阪・福岡に住む15〜19歳の男女に実施し、300人から回答を得た。
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