今年の正月早々、世界最大級のテック展示会「CES 2023」において、ソニー・ホンダモビリティは新ブランド「AFEELA」(アフィーラ)を発表し、その製品プロトタイプをお披露目しました。
ソニー・ホンダモビリティは、ソニーとホンダが新しいEVとサービスを作るために2022年に設立したばかりの会社です。設立直後となる「CES 2023」に早速、プロトタイプまで作り上げたスピード感には感心させられるばかりです。
その「CES 2023」での発表は何かといえば、「ソニー・ホンダモビリティの会社としての目的」「AFEELAという新ブランド」「プロトタイプ」「新しい価値のコンセプト」「リリース時期」の5点です。
ソニー・ホンダモビリティの会社としての目的は「多様な知で改革を追求し、人を動かす。」で、モビリティの革新を追求していくというわけです。「AFEELA」のブランド名は、モビリティ体験の中心にある“FEEL”を表しています。人がモビリティを“知性を持つ存在”として感じたり、モビリティを通じて社会を感じたりすることも表現されているそうです。
発表されたプロトタイプは、ソニー・ホンダモビリティが販売を前提に開発をすすめているものとなります。全長4895×全幅1900×全高1460ミリメートルという堂々たるセダン型のEVです。ホンダでいえば、上級セダンの「アコード」に近いサイズです。
これに車内外に計45個のカメラとセンサー類、さらに最新鋭のコンピュータを搭載します。特定条件下での自動運転レベル3、そして市街地での自動運転レベル2+を目標に開発を進めており、現時点での世界最高レベルの運転支援システムが搭載されることになります。
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