デザインは、装飾を廃した非常にシンプルなものとなっています。フロントグリルには、モビリティと外部の人がコミュニケーションするための「Media Bar」が備えられています。これは自動運転中のクルマがどちらに向かうのか、などを表示して周囲とコミュニケーションをとることで、安全な走行を実現するためのもの。自動運転技術が進むと、必須の機能となるはずです。
インテリアも外観同様に、非常にスッキリとした空間になっています。そこで目立つのが、前席の前面の左右いっぱいにまで設置された大きなパノラミックスクリーンです。ステアリングも上半分がカットされており、スクリーンが見やすくなっています。つまり乗車中に、この大きなパノラミックスクリーンを使って、さまざまなエンターテインメントが楽しめることになるのでしょう。
そして、乗車中に提供される新しい価値は「3A(Autonomy, Augmentation, Affinity)」がコンセプト。「Autonomy(オートノマス)」は「進化する自律化」、つまり世界最先端の自動運転技術のことです。「Augmentation(オーギュメンテイション)」は「身体・時空間の拡張」で、ユーザーにこれまでにない移動空間を提供します。そして「Affinity(アフィニティ)」は、「人との協調、社会との共生」です。これは顧客だけでなく、他の会社やクリエイターなどと、オープンな環境を作ってゆくことを意味します。
そんなソニー・ホンダモビリティの新しいEVは、25年前半に先行受注を開始し、同年中に発売、翌26年春の北米からデリバリーを開始するとアナウンスされました。
この「AFEELA」の新しいモビリティは、一体何がすごいのでしょうか。
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