海外人材の取り込みを進める上で重要なのは、時差を考慮した上で、あらかじめ業務設計を組んでおくことである。ネットワークの普及により、いくらリアルタイムでつながることができるとはいっても、海外在住メンバーとは基本的に業務時間が異なるからだ。
そこで、住んでいる地域ごとの時差を生かした連携のポイントを、3つの時差分類ごとに解説する。
アジア時間(時差1〜5時間)
時差をほぼ気にせずに一緒に仕事ができる。
【例】タイの場合(日本から見てマイナス2時間)
黄:日本タイムと一緒に仕事(打ち合わせ、商談など)
青:個人の仕事
欧州時間(時差6〜10時間)
欧州在住メンバーが午前7時始業〜午後4時終業ができれば、スムーズに仕事が回る。時差メリットとして、面接対応や一日終了後のチェック対応など、主に日本時間の夜間に発生する業務を、欧州在住メンバーが対応できれば非常に効率的である。
【例】ドイツの場合(日本から見てマイナス8時間)
黄:日本タイムと一緒に仕事(打ち合わせ、商談など)
青:個人の仕事
赤:日本の夜タイムを生かす仕事(面接など)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング