旧車好きが選んだ復活してほしい車種 2位「シルビア」「スカイラインGT-R」、1位は?(1/2 ページ)

» 2023年01月31日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 旧車に特化した買い取りサービス「旧車王」を運営するカレント自動車(横浜市)が、「復活してほしい車種」に関するアンケートを実施した。1位は「RX-7」(マツダ)だった。2位は「シルビア」「スカイラインGT-R」(ともに日産自動車)となった。

photo 復活してほしい旧車

ロータリーエンジン搭載の名車「RX-7」

 カレント自動車は旧車好き208人にアンケート調査を行った。1位のRX-7は87票を獲得し、2位(47票)に大差をつけた。RX-7はロータリーエンジンを搭載した車種。生産終了から20年が経過しているが、コンパクトなエンジンと約1200キログラムほどの軽量ボディでコーナリング性能も高く、低いフロントノーズも唯一無二のデザインで高い人気を誇る。

photo RX-7(FD3S)(出典:プレスリリース、以下同)

 ともに日産が手掛ける、2位のスカイラインGT-Rとシルビアのうち、スカイラインGT-Rは現在は後継車種「GT-R」として継承されているものの、旧車種のニーズは依然として高い。初代は1969年から始まり、BNR34型を最後に、2004年に生産が終了した。その人気は日本国内のみにとどまらず、生産終了から20年近くが経過しているが、映画『ワイルドスピード』シリーズなどの影響もあり、世界的な人気を誇る。

photo スカイラインGT-R VスペックII ニュル(BNR34)

 販売終了から20年以上経過したシルビアも、同様に人気が衰えない車種だ。シルビアといえば乗り心地の良さからデートカーとしても人気を博し、グリップ走行、ドリフト走行までこなすため、多方面からその人気がうかがえる。ドリフト走行の技術を競う「D1グランプリ」ではシルビアの活躍が突出しており、各地のドリフト大会でも活躍している。

photo シルビア スペックR(S15)
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