消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本トレンドリサーチ(運営会社:NEXER)は住宅メーカーのロゴスホームと共同で「住むなら一戸建てかマンションか」に関するアンケートを実施した。一戸建てとマンションの両方に住んだことがある人に「どちらの方が住みやすかった」と聞いたところ、一戸建て派が47.6%でマンション派34.1%を上回る結果となった。
現在の住まいを聞いてみると「一戸建て(持ち家)」(59.6%)が半数以上を占めており、「マンション(持ち家)」(19.2%)が続いた。
現在一戸建てに住んでいる人に「『一戸建て』と『マンション』のどちらが良い?』と聞いたところ、85.6%が「一戸建て」と回答した。
理由を聞くと「上下の階に気を使わなくていい」「庭があるから」「自由度が高いから」といった声が寄せられた。
「マンション」と答えた人からは、「両方住んだが戸建ては周りがないので冬が寒い。雑草の手入れも嫌」、「どちらともいえない」と答えた人からは「安全性と居住性をどう評価するかにかかっている」といったコメントがあった。
現在マンションに住んでいる人に同様の質問をすると、「一戸建て」は22.8%、「マンション」は59.6%でマンションを選んだ人が多かった。
「マンション」と答えた人の理由では「セキュリティが安心」「売るときの手間が戸建てよりなさそう」「サポート体制が充実していて後々手間もかからず気楽だから」といった声が寄せられた。
「一戸建て」と答えた人からは「庭をいじって遊びたい」、「どちらともいえない」と答えた人からは「戸建は払い終わったら家が壊れてくるし、マンションは雑費が高いのでどちらともいえない」といったコメントがあった。
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