消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
不動産や住宅情報のポータルサイトを運営するLIFULL(東京都千代田区)は、近くに「借りて住みたい街」の多い東京六大学のランキングを発表した。各大学の最も都心にあるキャンパスから20分圏内に、借りて住みたい街の最寄り駅がいくつ入っているかをカウント。1位は「明治大学(駿河台キャンパス)」(25駅)だった。2位は「法政大学(市ヶ谷キャンパス)」(21駅)、3位は「東京大学(本郷地区キャンパス)」(19駅)となった。
1位の「明治大学(駿河台キャンパス)」は、「借りて住みたい街」ランキングで12位に入った「池袋駅」や16位の「三軒茶屋駅」など、ランキング100位までの2割5分に当たる25駅が20分圏内だった。
同社は、「JR中央線・総武線や丸ノ内線の通る『御茶ノ水駅』、千代田線の通る『新御茶ノ水駅』、都営地下鉄三田線・新宿線、半蔵門線の通る『神保町駅』の3駅から歩ける交通利便性の良さが起因しているようだ」と推測する。
2位の「法政大学(市ヶ谷キャンパス)」も、JR中央・総武線の各駅停車のほか、東京メトロ東西線や有楽町線、南北線、都営地下鉄大江戸線の4路線が乗り入れる「飯田橋駅」など、さまざまな駅にアクセスしやすい駅が最寄りであることが要因となった。
3位の「東京大学(本郷地区キャンパス)」は、徒歩圏内に最多の5駅があるものの、いずれの駅も乗り入れ路線数が少ないため3位にとどまった。
4位以下は「早稲田大学(早稲田キャンパス)」(18駅)、「立教大学(池袋キャンパス)」(17駅)、「慶應義塾大学(三田キャンパス)」(11駅)の順だった。
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