ニトリは2月下旬から自社の通販サイト「ニトリネット」で「超軽量 布製ランドセル」(1万9900円)の先行販売を開始した。同社が長年培ってきたランドセル製造の技術を活用して開発。広報担当者によると、布製ランドセルを手掛けるのは初めてで、店頭販売は6月を予定しているという。
布製ランドセルの重さは約840グラムで、これまで同社が取り扱ってきた平均的なランドセルと比べて約30%軽くしている。
本体の生地には、強度と耐久性にすぐれた「コーデュラポリエステル」「コーデュラナイロン」を使用。はっ水加工を施しており、手洗いも可能とした。
本体拡張ファスナーを付けており、拡張時は内寸が約14センチから18センチになる。近年、タブレットを授業で使ったり、コロナ対策で水筒を持参する必要があったりすることから、小学校に持参する荷物が増えている。そのため、ランドセルが重たくなり、子どもへの影響を心配する声が高まっている。
こうしたことを受け、タブレット、水筒、上履き、教材、給食袋、A4フラットファイルなどを収納できるようにしている。
両開きできるダブルファスナーや、クッション材入りのタブレット専用ポケットを採用。利便性向上を目指した。
カラーはブラックとパープルの2色展開としている。
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