子どもに目指してほしい理想の大人 3位「イチロー」、2位「大谷翔平」、1位は?ソニー生命保険調べ(2/2 ページ)

» 2023年03月13日 10時38分 公開
[秋月かほITmedia]
前のページへ 1|2       

教育費はいつまで親が負担するべき?

 子どもの教育費を親が負担する時期は、55.7%が「大学・短大・専門学校卒業まで」負担すべきと回答。以降は「就職するまで」(22.6%)、「大学院卒業まで」(11.0%)と続いた。

photo 子どもの教育費をいつまで親が負担するべきだと思うか

未就学児の親が考える必要な教育資金、平均は1436万円

 未就学児の親を対象に、子どもが小学生から社会人になるまでに、教育資金はいくらくらい必要だと思うか聞いた。結果は「1000万〜1400万円位」(31.5%)と「2000万〜2400万円位」(28.6%)が多く、平均予想金額は1436万円だった。

 平均予想金額を過去の調査結果と比較すると、21年の1266万円→22年の1377万円→23年の1436万円と、調査開始以来最も高い水準となっていた。

photo 子どもが小学生から社会人になるまでに、教育資金はいくらくらい必要だと思うか

子どもの祖父母から教育資金を援助してもらっている人は半数程

 46.6%が、子どもの教育資金として祖父母(自分の親や義理の親)から資金援助してもらっていないと回答。援助を受けている人に金額を聞くと、「〜40万円位」が16.2%、「100万円位」が13.0%で、平均は104万円だった。

 結果を子どもの就学段階別にみると、資金援助してもらっている金額の平均は、未就学児の親が87万円、小学生の親が94万円、中高生の親が108万円、大学生等の親が127万円だった。

photo 子どもの教育資金として親や義理の親からいくら資金援助してもらっているか

半数以上は進学用の教育資金を「銀行預金」で準備

 高校生以下の子どもの親を対象に、大学などへの進学のための教育資金を、どのような方法で準備しているか聞いた。結果は「銀行預金」(57.2%)が最も高く、以降は「学資保険」(49.7%)、「資産運用(株式投資、投資信託、つみたてNISA等)」(20.7%)と続いた。

 大学生の親(予備校生・浪人生を含まない)に、大学などへの進学のための教育資金を、どのような方法で準備してきたか聞いたところ、「銀行預金」(71.3%)、「学資保険」(45.1%)、「奨学金」(15.6%)の順に回答者が多かった。

photo 大学等への進学のための教育資金を、どのような方法で準備しているか

 調査は1月26〜27日、インターネットで実施。調査対象は大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女、有効回答数は1000人。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.