改善すべきKPIが決められないときはどうすればよいのか?先ほど「ステップ1」にて、改善するKPIを明確にすることが重要であると説明しました。しかし、現場によっては下記のような理由から改善すべきKPIが決められないことがあると思います。
上記のような場合は、ボトルネックが見えるようなデータ基盤を構築する、もしくはデータアナリストやビジネスアナリストをアサインして、現状や課題の解析を行うことが有効です。
課題を解析することで、それらが売り上げに与えている影響を評価することができるようになり、解決すべき重要な課題が見えるようになります。ボトルネックや、重要な課題を見えるようにした上で、以降のステップに進むとよいでしょう。
今回は売り上げにつながるデータ分析ユースケースとは何か、どのようにして作成すればよいのかについて説明しました。次回の連載第5回では、これまでご説明してきたプロセスからどのようにしてデータ基盤を構築するかを説明します。
株式会社モンスターラボ データアナリスト/ビジネスアナリスト
テックリードエンジニアやデータアナリストとして、Webアプリ開発からデータ解析による業務改善・ユーザー行動分析まで幅広く経験。SIer, コンサルティングファーム勤務を経て、モンスターラボにデータアナリストとして入社。クライアントワーク以外にも社内のデータアナリスト育成などを行なっている。趣味はボードゲームとキャンプ。
世界で「最低賃金1500円」は当たり前なのに、なぜ日本人は冷ややかなのか
日本の富裕層は148.5万世帯、増えている理由は?
「データドリブンセールスを始めたい」 どこから手をつければいいのか
データ活用はなぜ進まないのか 見落としがちな「落とし穴」
データ活用の難易度は、ビジネスモデルによって違うCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング