ステップ3:データ分析業務フローを作成し、担当者に確認する
改善KPIと、売り上げにつながるKPIが観測可能であることを確認できたら、業務フローの形でデータ分析ユースケースを作成し、担当者に既存の業務に組み込めるか確認しましょう。
ここで主に行うことは、改善KPI関係者とのアイディエーション(アイデアを出し合うこと)と、現状の可視化で作成した業務フローの改善と比較です。アイディエーションでは、改善KPI関係者以外にもUXデザイナーやビジネスデザイナー、データアナリスト、システムアーキテクトなどが必要に応じて参加します。
さまざまな観点の人が参加することによって、現実的かつ効果的なアイディアが生まれやすくなり、データ分析ユースケースの質が上がります。
次にデータ分析業務フローを作成して、データ分析ユースケースの5W1Hを明確にしましょう。
ここでは現状の業務フローを改善する形で行うとよいでしょう。こうすることで、今の業務との差分が明確となり、担当者が「自分の業務がどう変わるのか」を想像しやすくなります。
担当者に作成したデータ分析業務フローを確認してもらうことで、既存の業務に組み込めるかが明確となり、「分析基盤を用意したが担当者に使ってもらえない」なんてことを防げるでしょう。
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