東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは4月1日、キャストの制服における男女別の表記を撤廃する。髪色などにおいて身だしなみに関するルールも一部緩和。働きやすい環境を整備し、従業員の満足度を高める。
一部のコスチュームでユニセックス運用を段階的に導入する。ユニセックス運用では、性別によるコスチューム指定をなくし、キャスト自身が希望するコスチュームを着用できるようにした。
同パークでは、エリアに合わせたテーマ性や業務を行う上での機能性を重視し、さまざまな種類のコスチュームを用意している。これらのテーマ性などは維持した上で、段階的に個々人の希望に応じて選択できるようにしていく。
髪形や化粧などについても、性別に関わらず全てのキャストを対象に同内容の規定で統一する。例えば、髪形に関しては「いつも手入れの行き届いた、清潔感がある自然なヘアスタイルにしましょう。お辞儀をしたときや、風が吹いたときなどでも、髪で顔が隠れないように整えておきます」など、性別を問わないルールを設けた。
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