「カーセンサー」の西村泰宏統括編集長は、「10位以内には前年に引き続きSUVやスポーツカー(クーペ、オープン)が上位にランクインしている。前年と比較すると、現行型だけでなく、世代が前のモデルも含んだ新旧バラエティに富むランキングとなった」と指摘する。
19年は消費税増税前の駆け込み、20年はコロナ禍1年目、21年も引き続きコロナにより、主に半導体不足で新車市場の影響を受けた3年間となった。西村編集長は「世の中の特殊な事情と、その少し前から徐々に拡大していた残価設定ローンや認定中古車などの販売戦略の変化が加わり、中古車市場がオールマイティな市場に変化し始めていると言えそうだ」とコメントした。
今回の調査は、中古車情報メディア「カーセンサー」にこの1年で掲載された全モデルから、ユーザーからのメール問い合わせ総件数と、各モデル1台当たりの問い合わせ集中率をポイント化し、その合算値の高い順に注目度の高かったモデルをランキング化した。期間は21年11月1日〜22年10月31日。
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