企業側としてもリスキリングを支援することによって、仕事に対してモチベーションが上がる社員が増えるメリットがあります。社員一人一人がアグレッシブにスキルアップを追い求めれば、会社としても成長が期待できるのではないでしょうか。
企業としてできることは、世の中の学習サービスをより多く取りそろえておくことが必要になってきました。社員によって伸ばしたいスキルや使いたいサービスは異なっているのにもかかわらず、求めているリスキリングサービスを会社側が支援できなければ社員のやる気を損ねてしまう可能性があります。人事担当者や研修担当者はリスキリングの支援方法だけを決めるのではなく、社員が興味関心のある分野を用意することに力を入れるべきです。
英語一つをとっても多くのサービスがあります。社員はどのようなスキルを身につけたいのか、英語をどのように学びたいのか。それぞれの目的や興味関心が違っているので、きめ細かく対応する。そうすることによって社員の満足度が上がり、生産性向上につながれば、企業の成長につながっていくのではないでしょうか。
株式会社Globee 代表取締役社長 幾嶋研三郎
2015年3月に慶應義塾大学法学部卒業。2014年6月、大学在学中に株式会社Globeeを創業。英語学校の運営を通して、IT×英語教育の可能性を感じ、現在は『学習量×学習効率の最大化』をミッションとしたAI英語学習アプリ「abceed」と、『学習支援効率の最大化』をミッションとした反転学習プラットフォーム「abceed for school」の開発を行う。
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