Webメディアを手掛けるウェブスターマーケティング(東京都渋谷区)は、「オンライン診療で不安なことに関するアンケート調査」を実施した。オンライン診療で不安・心配なことを聞いたところ、1位は「正確な診療ができなさそう」(267人)だった。2位は「うまく症状を伝えられなさそう」(92人)、3位は「触診・検査ができない」(26人)となった。
1位の「正確な診療ができなさそう」と回答した人からは、「誤診があるのではないかと心配」(28歳女性)、「モニター越しで正しい診断結果を得られるのか心配」(39歳男性)、「直接的な診察・治療ができないので、深刻な症状を見逃してしまわないか不安」(48歳女性)などの声が聞かれた。
2位の「うまく症状を伝えられなさそう」と答えた人からは、「自分の症状や気持ちが伝わらない可能性がある」(24歳女性)、「初診の場合、医師に症状が伝えられるかどうか不安」(42歳女性)などの意見があった。
3位の「触診・検査ができない」を選んだ人からは、「しこりなど、触らないと分からない症状はオンラインで診察できないと思う」(34歳女性)、「のどが痛い時はのどの奥を診てほしいし、咳などがあるときは呼吸音を聴診してほしい」(47歳女性)などの声が挙がった。
4位以下は「通信環境を整えられるか」(23人)、「セキュリティ対策の有無」(18人)、「料金が高そう」(17人)、「信頼できる医師が分からない」(15人)の順だった。オンライン診療では触診や検査ができず症状を伝えにくいことから、正確性に不安を感じている人が多かった。
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