リカバリーウェアが15万枚も売れた 成長が続くテンシャル社の強みは2つ「健康」を追求(1/6 ページ)

» 2023年04月16日 08時00分 公開
[小林香織ITmedia]

 2018年に創業したウェルネスブランド「TENTIAL(テンシャル)」が、健康意識の高い社会人やスポーツ選手などから注目されている。

累計15万枚を突破し、ヒットしているリカバリーウェアの「BAKUNE(バクネ)」シリーズ(筆者撮影)

 取り扱うのは、血行を促進して体の疲れを軽減する「リカバリーウェア」や「ワークウェア」、正しい姿勢をサポートする高機能の「インソール」など。中でも上下で約2万円のリカバリーウェア「BAKUNE(バクネ)」シリーズは、21年2月の発売から約2年で15万枚を超えるヒット商品に成長している。

 4月27日に一般発売予定の姿勢補正インナー「Body Care Inner(ボディ ケア インナー)」(予定価格:シャツ7700円、パンツ5500円)は、先行実施したクラウドファンディングで1400万円以上の支援を集めた。

 高価格帯、かつ創業5年のスタートアップでありながら、なぜこれほど支持されているのか。3月28日に実施された「春夏の新製品発表会」に参加し、新製品の特徴や事業戦略を聞いた。

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