日産自動車は4月19日、中国・上海で開催中の「上海モーターショー」で、中国市場向けの新型SUV「パスファインダー コンセプト」を発表した。人気SUVの「パスファインダー」シリーズを中国市場向けにアレンジした車種で、発表したのはコンセプトモデルとなる。日産広報は発売時期を「2023年の第4四半期を想定している」と明らかにした一方、日本市場での販売は「現時点で未定」と回答した。
最新の4WD技術を搭載した「パスファインダー」は、1987年の初代モデル発売以降、同社が手掛けるSUVの象徴的車種となっている。発表したコンセプトモデルでは中国のモダンな美的感覚と日産らしさを融合させ、アクティブなユーザーのライフスタイルに合わせて開発した。車内デザインも刷新し、3列シートを採用。広々とした室内空間を実現した。
同社はまた、新型SUV「キャシュカイ」を中国で8月に発売すると発表した。キャシュカイは欧州市場での主力車種の一つ。魅力的なスタイリングや快適性の高さが大きな特徴だ。
日産は自社のSUVが「高い耐久性や快適性、運転のしやすさによって、中国国内で高い評価を得てきた」として「今後もSUVを求めるお客さまのさまざまなニーズに応えるため、幅広いラインアップを提供していく」としている。
上海モーターショーは4月27日まで開催中。日産は中国向けの新型BEV「Arizon」を世界初公開した他、「Max-Out」も中国初展示している。
(関連記事:日産、中国向けの新型BEV「Arizon」世界初公開 「Max-Out」も中国初展示)
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