ハッピーターンが最初に発売されたのは1976年。当時、第一次オイルショックの影響で日本中が不景気だった中、「幸せ(ハッピー)がお客さまに戻ってくる(ターン)ように」という願いをこめて開発された。
今回、発売から47年のタイミングで第2のやみつきパウダーを世に出したのはなぜなのか。
「昨今は新型コロナウイルスやウクライナ情勢など、社会情勢が大きく変化する中、発売当時の思いに立ち返り、多くの方に幸せが戻ってきてほしいとの思いを込めました」
「あと3年待って発売50周年の節目に合わせることもできましたが、一日でも早く幸せが戻ってくるようにと願い、47年のこのタイミングとなりました」(林さん)
22年12月には、東京駅一番街「東京おかしランド」に、同社初となるキッチン付きアンテナショップ「カメダセイカ」をオープンさせた。子どもも大人も楽しめると謳い、店内キッチンでは「亀田の柿の種」「ハッピーターン」の出来立て商品を提供する。ここでもハッピーターンの出来立て商品「パウダーマニア」は人気ナンバーワンだという。
幸せがお客さまのもとに戻ってくるように――。その味わいもさることながら、商品開発に込められた揺るぎない思いが、ハッピーターンの不動の人気を確立させたといえそうだ。
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