ファミレスなどで目にする機会が増えた配膳ロボット。すかいらーくHDはグループ内で3000台のネコ型配膳ロボットの導入が完了し、接客の満足度や回転率の向上に成功しているという。
では、消費者の配膳ロボットに対する意識はどうなのだろうか。配送配膳ロボットの導入オペレーションコンサルティングなどを手掛けるDFA Robotics(東京都渋谷区)の調査によると、単価7000円以上の飲食店に行った際、配膳ロボットに「抵抗感がない」割合はZ世代(18~26歳以下)で41.4%、X・Y世代(27〜58歳)は44.1%、シニア世代(60歳以上)は49.5%と、年齢が高まるにつれて抵抗感が薄まることが分かった。
抵抗感を感じない理由を聞いたところ、全体1位は「円滑な店舗運営のために必要だと思うから」(48.0%)だった。飲食店の人手不足が深刻化する中、店舗運営の改善へ理解を示す人が多いことがうかがえる。
2位は「近未来的でワクワクするから」(39.3%)、3位は「ロボットが当たり前の世の中になってきているから」(36.7%)だった。
一方、抵抗感を感じる理由として、全体1位は「なんとなく味気ない気がするから」(50.8%)だった。以下「人と人とのコミュニケーションが減るから」(41.8%)、「比較的高いお金を払っているから」(41.2%)と続く。
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