消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
住宅の建築やリフォームなどを手掛けるカシワバラ・コーポレーション(東京都港区)は「老後の住まいに関する調査」を実施した。老後生活における持ち家のデメリット1位は「メンテナンス維持費の負担が大きい」、賃貸のデメリット1位は「老後も家賃を払い続けること」だった。
持ち家に住む年金受給者に対し、老後生活が始まってから感じた持ち家のデメリットを聞くと、1位は「メンテナンスの維持費の負担が大きい」(26.7%)、2位は「家族構成の変化により間取り余りができた」「固定資産税や火災保険料などがかかる」(いずれも18.0%)だった。
一方、賃貸に住む年金受給者に、老後生活で感じた賃貸住宅のデメリットを尋ねると、1位は「老後も家賃を払い続けること」(34.3%)、2位は「家賃が上がる可能性があること」(20.0%)、3位は「資産として残らないこと」(19.7%)となった。
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