誰もが知る、あのロングセラー商品はいかにしてうまれたのか。人気を持続させるための秘訣は何なのか。ロングセラー商品の育て方を、企業の担当者の視点から解き明かす。
炊き立ての白ご飯にパラパラと振りかけると、赤しその鮮やかな色が映える――。三島食品(広島市)が手掛ける人気のふりかけ「ゆかり」は、誰もが一度は食したことがあるだろう。青じその「かおり」、ピリ辛たらこの「あかり」と合わせ、“3姉妹”と表現され親しまれている。
2021年には青葉の「ひろし」、22年には本枯節(ほんかれぶし)の「かつお」といった男性名を付けた商品を展開。独特な商品戦略がたびたび、SNSなどで大きな話題を集める。
こうした人気ふりかけシリーズの中でも、1970年に発売された「ゆかり」は屈指のロングセラー商品。一体、どのようにして誕生したのか。同社広報の新宅智彦さんに聞いた。
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