たばこ税、防衛財源で“また”増税 フィリップ モリス ジャパン副社長の見解は？：厳しさ増す経営環境（1/2 ページ）
» 2023年05月11日 08時21分 公開
[武田信晃，ITmedia]
たばこを巡る経営環境が、厳しさを増している。
日本では、再びたばこ増税により、たばこが値上げされる見通しだ。自民党の税制調査会は、ウクライナ戦争や台湾情勢の環境変化を受けて防衛費の増額を打ち出した。財源を賄うための増税について「法人税」「たばこ税」「復興特別所得税」の3つを組み合わせるとした増税案に大筋合意した。たばこは、1本相当で3円ほど引き上げられる。
たばこメーカーのフィリップ モリス ジャパン（PMJ）の小林献一副社長兼エクスターナル アフェアーズ ディレクターに、課税対象になった立場としての事情を聞いた。
1本あたり3円 1箱60円の増税
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