採用のサポートを行っている中で「給与を高くしたのに、応募が来ない」「条件を良くしているにもかかわらず、人材を確保することができない」このような悩みを耳にすることが多い。採用において重要なことは、条件を良くすることではなく「企業のブランディング」を行うことである。
最近、若手採用が成功している企業に話を聞くと、多くがSNSでのブランディングに力を入れている。SNSでブランディングを行っている企業は、それぞれ創意工夫を重ねた運用を行っており、各社ごとに社風を色濃く打ち出しているのが印象的だ。
これから若手採用のターゲットとなる「Z世代」は、これまでの求職者以上にSNSを駆使している世代であり、企業側は新たな手法の一つとして、SNSを活用する「SNS採用ブランディング」に注目が集まっている。ANAや資生堂などの名だたる企業でさえもSNS採用ブランディングに本腰を入れ始めており、今後もSNS採用ブランディングに参入する企業は増える一方だろう。
弊社で行った23年卒の大学生への就職活動に関するアンケートでは、就職活動において、64.9%が「Instagram」、24.8%が「TikTok」、24.7%が「Twitter」で企業を検索し情報収集を行っているという結果が出た。さらに、就職活動を進めるにあたり、82.7%が「企業のSNSアカウントが必要だ」と回答している。
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