「シェラトン鹿児島」が開業 県内初の外資系高級ホテル 特徴は?桜島を一望

» 2023年05月19日 06時00分 公開
[ITmedia]

 米マリオット・インターナショナルが展開するブランドシェラトンホテル&リゾートが5月16日、鹿児島市に「シェラトン鹿児島」を開業した。県内では初の外資系高級ホテルの開業となる。ポストコロナで拡大が見込まれるインバウンド需要などに応えるほか、大規模会議や国際会議などの会場としても利用を想定する。

シェラトン鹿児島外観(プレスリリースより、以下同)

 城山公園や鹿児島湾、桜島などの観光地から車で約10分、鹿児島空港までは約30分と、交通利便性の良さが特徴。

 地下1階、地上19階建て。全228室の客室はスイートルームを含め全10タイプを提供する。6〜18階に入り、明るい木目調で統一され、桜島や鹿児島市街を一望できる。全室に高級感のあるベッドをはじめとする「シェラトン・シグネチャー・アメニティ」を完備する。

バーやカフェとして利用できる「&More by Sheraton」

 館内や室内のデザインは鹿児島の自然美を表現した。客室の細かなデザインは鹿児島の地形などをモチーフにした。一部のレストランでは地元の職人による鹿児島伝統の陶器で食事を提供する。上層階のクラブルームやスイートの宿泊客は、シェラトン・クラブ・ラウンジを利用できる。

桜島を一望できる客室

 最大300人まで収容可能なイベント会場を3つ併設し、総面積は610平方メートル。大規模会議や国際会議の誘致を見込む。

ホテルロビー

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