消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
不動産を売却する際、仲介担当者を決めるうえで最も重視していることは何だろうか。不動産売却をしたことがある男女に聞いたところ、「実績がある」(39.5%)が最も多く、次いで「説明の分かりやすさ」(20.8%)、「レスポンスの早さ」(17.9%)であることが、日本トレンドリサーチとタクシエの調査で分かった。
「実績」と答えた人からは、「実績がないと売れる気がしない」(60代男性)、「信頼できるから」(60代女性)、「実績が信用につながる」(60代男性)などのコメントがあった
仲介担当者を決めるまでに複数の会社に連絡したかを聞くと、42.3%が複数の会社に連絡したと回答した。
また、何社に連絡したのかを尋ねると「2〜3社」と答えた人が最も多く74%。会社に連絡したものの、なぜ選ばなかったのかを聞いたところ「実績と信用度で」(70代男性)、「スタッフが頼りなかった」(40代女性)、「電話の対応が悪くて、売却条件が合わなかった」(60代男性)などの理由があった。
不動産会社だけでなく仲介担当者も自分で選べたほうがいいかを聞くと、77.0%が「自分で選びたい」と回答した。自分で選びたい理由として「担当者との相性を大切にしたい」と考えている人が多く見られた。一方、「選びたいと思わない」と答えた人からは「自分では判断できない」といった理由が目立った。
調査は4月26〜28日、不動産売却をしたことがある全国の男女を対象にインターネットで実施した。有効回答数は418サンプル。
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