消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
シチズン時計(東京都西東京市)がビジネスパーソンを対象にした「待ち時間」に関する調査結果を発表した。公共施設や日常生活で、待たされるとイライラする時間をまとめている。通勤時の電車遅延でイライラする時間を聞くと、「10分」と答えた人が最多だった
人気飲食店の入店行列待ちで我慢できる時間を聞いたところ、「1時間」が最多で38.3%が回答した。以下「30分」(31.8%)、「15分」(11.0%)が続く。1時間までなら我慢できる人が約8割で、大半を占めた。
テーマパークの人気アトラクションにおける行列待ちはどうか。こちらも「1時間」が最多で33.8%が回答した。以下、「30分」(24.8%)、「15分」(11.5%)と続く。年代別に見ると、20代で「2時間」「2時間超」の回答率が高く、タイムパフォーマンスを重視するとされる見方とは異なる結果となった。
通勤時の電車の遅れについて、どの程度待たされるとイライラするか聞くと「10分」が最多。28.5%が回答した。「5分」が21.3%、「3分」が12.8%で続いた。10分の遅延があるだけで、6割超の人がイライラするようだ。
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