ピル服用費を会社負担も 広がる女性の「働きやすさ支援」:ドンキやGMOでも(2/2 ページ)
- コミュ力、センス、アート思考……ビジネスパーソンを追い詰める「能力主義」の罠とは
書店を見渡すと「〇〇力」とタイトルに付く本の多さに驚かされる。社会人が学ぶべき「コミュニケーション力」「人間力」「リーダーシップ力」――。“能力本”であふれるほどの状況の中、異彩を放つ本が昨年末、全国の書店に並んだ。タイトルは『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)。仕事ができないのは能力が低いから。センスがないのは自己研鑽が足りないから――。著者で組織開発コンサルタントの勅使川原真衣(てしがわら・まい)さんは、そんな個人の能力に責任を負わせる「能力主義」の広がりに疑問を投げかける。
- 金髪やグリーン、レッドも スタバ、髪色ルール緩和から2年 職場に起きた変化とは?
コーヒーチェーン大手のスターバックスが、従業員の髪色や服装ルールを大幅に緩和してから約2年が経過した。これまでは黒や暗い茶色などに指定されていたヘアカラーの選択肢を大幅に増やし、デニムや一部帽子も着用できるようにするなど、従業員の多様な自己表現を広く認める方向に舵を切った。この間、職場環境や従業員の心境に、どのような変化がもたらされたのか。
- 女性社員が茶くみや菓子配り 「ジェンダー格差」の背景にひそむ日本社会の「同調圧力」とは?
女性社員にのみ朝晩の掃除をさせる。飲み会で上司の空いたグラスに気付かないと「女子力がない」と評価される――。2020年代の日本に存在する、職場のジェンダー格差のほんの一例だ。性別による仕事の押し付け、不当な評価。誰もが「おかしい」と感じているのに状況が一向に改善されないのは、一体なぜなのか。背景を探ると、日本社会に特有の「同調圧力」の正体が浮かび上がる。
- ドンキ、「金髪OK」を管理部門にも拡大 ルール緩和がもたらした効果とは
「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)では、2022年3月から店舗従業員の髪色の自由化を認めてきた。今年2月からは、国内グループ会社の管理部門でも髪色の自由化に踏み切った。服装ルールの見直しから1年が経過し、これまでにどのような効果があったのか。
- 退職代行、GW明けに相談が急増するワケ 「数分遅刻で罵倒」「病欠信じてもらえず」 利用者の叫び声
5月のゴールデンウイーク(GW)が明け、普段の日常が戻ってきた。「仕事に行きたくない」といったモヤモヤを抱えながら勤務する人も多いのではないか。連休明け、あるサービスへの相談件数が増えているという。本人に代わって退職に関する連絡を有償で行う退職代行サービスだ。利用者はどんな悩みを抱え、サービスに助けを求めるのか。
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