調査リポート
» 2023年06月08日 10時25分 公開

「缶切りの使い方を知らないなんて」 飲食店の8割がZ世代の従業員に“世代間ギャップ”電話にでない(2/2 ページ)

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コミュニケーションを取る際に気を付けていること

 Z世代の従業員とコミュニケーションを取る際に気を付けていることを尋ねた。最も多かったのは「フラットな立場でフレンドリーに接する」(40.5%)、次いで「仕事へのモチベーションを下げないように配慮する」(35.8%)、「仕事へのモチベーションを上げるように働きかける」(34.3%)であった。

photo Z世代の従業員とコミュニケーションを取る際に気を付けていることはありますか?

 「フラットな立場でフレンドリーに接する」と答えた人に、具体的な内容を聞いたところ「プライベートな会話を仕事中にもよくしゃべらせ、関係性を友達寄りにしていく。またフラットな関係を意識し、上下関係からの指示・司令は出さない」(焼肉店)、「あだ名で呼ぶ。いい部分はフレンドリーに褒める」(カフェ)、「知識・スキルアップの研修をする前に、コミュニケーション系の研修の比重を高め、双方向で人柄を分かったうえで実施するようにしている」(イタリア料理)という体験談が聞かれた。

 また「仕事へのモチベーションを下げないように配慮する」と答えた人からは、「難しいこと、キツいことは一緒にやるようにしている」(イタリア料理)、「注意するときは注意するが、そのあとのフォローを必ず入れるように気をつけている」(イタリア料理)、「極力強い言動は避け、楽しく働ける環境づくりを心がけている」(居酒屋)という声が聞かれた。

 一方、「仕事へのモチベーションを上げるように働きかける」と答えた人は、「本人の性格を見抜き、適材適所での作業に従事してもらっていた」(ラーメン店)、「否定ではなく肯定することを意識しながら注意をする」(バー)、「できるだけ細かいことでも褒めるように心がける。休みを希望してきたときに理由を聞かない、嫌な顔をしない」(そば・うどん店)などが聞かれた。

 インターネットを使った調査で、飲食店経営者・運営者360人が回答した。調査期間は23年4月27日〜5月9日。

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