消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
米国ビルボードとビルボードジャパンは、2023年の上半期チャートの受賞楽曲・アーティストを発表した。総合ソング・チャートである「Billboard JAPAN HOT 100」は、Official髭男dism「Subtitle」が総合首位を獲得した。
ドラマ『silent』の主題歌である「Subtitle」は22年10月12日に配信スタート。集計期間内に2憶8770万6788回ストリーミング再生を記録し、5月にはBillboard JAPAN史上最速でストリーミング累計4億回再生を突破した。通算13回のJAPAN Hot 100首位記録は歴代トップとなる。
2位はTVアニメ『チェンソーマン』のオープニング・テーマとして書き下ろされた米津玄師の「KICK BACK」、3位はTVアニメ『【推しの子】』のオープニング・テーマであるYOASOBIの「アイドル」となった。「アイドル」は米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”でも1位を獲得している。
総合アルバム・チャート「Billboard JAPAN Hot Albums」では、King & Princeのベストアルバム『Mr.5』が首位を獲得した。4月19日発売の本作は集計期間内で累計137万6802枚を売り上げてCDセールス1位も記録。2位はSnow Manの『i DO ME』、3位はSEVENTEENの『FML』となった。
総合ソングと総合アルバムのポイントを合算したアーティスト・チャート「Billboard JAPAN Artist 100」の1位は「ミックスナッツ」「Pretender」など、計8曲が総合ソングトップ100内に入っているOfficial髭男dismが獲得した。
2位は第73回NHK紅白歌合戦で披露した「怪獣の花唄」が話題を呼んだVaundy、3位には「アイラブユー」「水平線」など計5曲が総合ソングトップ100内に入るback numberが続いた。
ランキングは、ラジオオンエア回数、CDセールス、ストリーミング回数、ダウンロード数、動画再生、カラオケなど6種類のデータを集計・合算した。集計期間は22年11月28日〜23年5月28日。
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