コロナの5類移行は、旅行需要にどのような影響をもたらしているのか。マーケティングリサーチを手掛けるJ.D. パワージャパン(東京都港区)の調査によると、今後1年間の旅行意向について、国内旅行に「行くと思う」が62%となった一方、海外旅行に「行くと思う」は12%にとどまった。
旅行しない理由では、国内旅行・海外旅行ともに「新型コロナウイルスへの感染リスク」が最多で40%を超えた。以下、国内旅行をしない理由は「物価が高くなった」(34%)、「経済的な余裕がない」(32%)が続き、海外旅行をしない理由は「円安になった」(45%)、「燃油サーチャージが高くなった」(30%)が上位を占めた。
国内旅行で興味あることは何か。今後1年以内に「国内旅行に行くと思う」と回答した人で最多を占めたのは「グルメツアー/食べ歩き」(57%)だった。その他、「テーマパーク/動物園/水族館」(48%)、「湯治/サウナ」(42%)が挙がった。
調査は2022年12月、20〜69歳の5400人を対象にインターネットで実施した。
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