日焼けしても肌が黒くなりにくい都道府県 3位「岩手県」、2位「福島県」、1位は?ゲノムデータ2万人分析

» 2023年07月14日 08時00分 公開

 ユーグレナ(東京都港区)が、ゲノムデータをもとにした「紫外線を浴びると肌が黒くなりやすい遺伝子タイプが少ない都道府県ランキング」を発表した。遺伝子解析サービスを使って「赤くなりにくく黒くなりやすいタイプ/紫外線に非過敏(遺伝子型:AA)」に該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出したところ、「沖縄県」(14.29%)が最も少ないことが分かった。

photo 「紫外線を浴びると肌が黒くなりやすい遺伝子タイプが少ない都道府県ランキング」の結果は?(画像はイメージ、提供:写真AC)

 以下「福島県」(16.27%)、「岩手県」(16.67%)、「長野県」(18.18%)、「秋田県」(18.33%)と続いた。

photo 紫外線を浴びると肌が黒くなりやすい遺伝子タイプが少ない都道府県ランキング(出所:プレスリリース、以下同)

 日本人の遺伝子型の割合を調べたところ、「赤くなりにくく黒くなりやすい/紫外線に非過敏(遺伝子型:AA)」は21.4%。遺伝子型AAが少ないということは、細胞を守る働きがある黒い色素「メラニン」を作る力が弱い肌タイプの遺伝子型の人が多いということがいえる。

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 東北地方をみると「青森県」を除く5県が10位以内にランクイン。同社は「俗に言う、東北地方は肌が白い人、色白の人が多いというのは遺伝子が関係していると推測できる」とコメントした。

 調査は6月、ゲノムデータ2万1371人を分析しランキング化した。

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