中古車リースランキング1位と2位は新車ランキングと同じく「N-BOX」(ホンダ)、「ミライ―ス」(ダイハツ)がランクインし、3位は「アルト」(スズキ)だった。
1位の「N-BOX」(ホンダ)は、人気車種であることから流通量が多く手に入りやすいという点で中古車リースでも人気を集めた。2位の「ミライース」(ダイハツ)は、ほかと比べ車両本体価格が安く、カーリ−スでも月々の負担を抑えやすいため中古車でより安く利用したい方からのニーズが高かった。
3位の「アルト」(スズキ)は、新車リースランキングで9位に入った。1979年5月に初代モデルが登場して以降、国内累計販売台数500万台を突破したロングセラーモデル。中古車市場では選択肢が多く、価格の安さから中古車リースで高い人気を得ているようだ。
4位以降は「ハスラー」(スズキ)、「ムーヴ」(ダイハツ)、「スペーシア」(スズキ)、「ワゴンR」(スズキ)、「タント」(ダイハツ)、「デイズ」(日産)、「ロッキー」(ダイハツ)であった。ダイハツとスズキがともに4車種ランクインした。
調査元ナイルは「新車リースと中古車リースでニーズが異なる様子がうかがえた」と指摘。「カーリースを求めている人は料金を重視することが多い。特に中古車リースではその傾向がより強く、車は欲しい半面、できるだけ費用はかけたくないと考えている人が多い」と解説する。
中古車リースでは、人気のコンパクトSUVである「ロッキー」(ダイハツ)がランクインしていることから「費用負担を抑えやすい中古車リースで、購入では手の届かなかった人気車種でのカーライフを楽しんでいる人もいるようだ」とした。
調査は、対象期間内に個人向けカーリースサービス「定額カルモくん」で契約した車種の契約数を集計してランキングにした。期間は1月1日〜6月20日。
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