Work(仕事)とVacation(休暇)を合わせた働き方を意味する「ワーケーション」が注目を集めている。2000年頃から欧米で流行し始め、日本でもリモートワークの導入によって実施する人が増えてきている。
実際にワーケーションの経験があるハイクラス人材はどれくらいいるのか。クライス&カンパニー(東京都港区)が、「ハイクラス人材のワーケーションの経験に関する調査」を実施した。
ワーケーションを「実施したことがある」人は32%に上った。今夏はコロナ禍による行動制限が解除されたこともあり、より多くのビジネスパーソンが旅行や避暑を兼ねたワーケーションを行っている傾向がうかがえる。
一方でワーケーションを「実施したことがない」人は34%。「したいと思うが会社規程でできない」人は21%、「したいと思わない」人は11%だった。
同社は「コロナ禍を経てリモートワークが一般的になった企業もあれば、オフィス出社に回帰した企業も多い。ワーケーションへの対応も含めて、企業ごとの制度や働き方の選択肢はますます多様になっていると考えられる」とコメントした。
調査は5月31日〜7月14日に、同社のキャリアカウンセリングを受けた200人から回答を得た。回答者の平均年収は1047万円、平均年齢は35歳。
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