シニアの「働く理由・働きたい理由」については「収入を得るため」が最も多く、80.5%を占めた。以降は「社会に貢献したいから」(41.5%)、「人間関係を豊かにするため」(39.0%)と続いた。現役世代においても、同じ順位となった。
シニア世代の転職経験について、50代以降での転職経験がある人は51.1%と半数を占めた。さらに、60歳以降での転職経験者は3割に上った。
前述の通り、厚労省は70歳までの就業機会確保を目指し環境整備を進めている。「70歳 現役社会」が実現する場合、現役世代の6割がライフプランの見直しの必要性があると感じていた。
具体的に検討していることは「今勤めている企業内で、経験を生かして長く働く方法を模索する」が最も多く、48.3%に上った。次いで「経験を生かせる他社への転職を検討する」が47.3%と、「今の企業でキャリア模索派」と「転職できるスキルの準備派」が均衡する結果となった。
調査は8月19〜27日にインターネットで実施。60代以上の管理部門・士業の全国の男女41人、現役世代の管理部門・士業の全国の男女340人から回答を得た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング